パソコンに不具合が出たらまず自分を疑え

PCにつないだキーボードとマウスの調子が悪く、頻繁に固まって操作を受け付けないようになりました。無線のマウスを有線にしてみたりしてもダメ。原因は、普通のUSBポートに接続すべきキーボードをSS-USBのポートに接続したこと。結局自分の責任でした。

症状

マウスのポインタが動かなくなる。とにかく何の前触れもなく固まり、十数秒たつと動くようになる。しかしまた固まる。Firefoxで動画を見たりしている時によくそうなる(ような気がした)ため、FlashプラグインとFirefoxを疑うも、確信はなし。マウスが固まった時にはキーボード自体も操作できなくなり、場合によっては強制的に電源を切ったりするハメになった。Firefoxを終了して、Excelなどほかのソフトを使用していても同じ症状が出るので、「Firefoxではないかも?」とちらりと思うが、ほかに原因は思い当たらず。

相談

遠隔パソコン係の弟にメールで相談。FirefoxとFlashへの疑いも話すが、使用メモリやCPUなどについて聞かれ、答えると「それほど喰ってるワケじゃないので違う」とのお答え。原因を考えるうち、(1)PCにキーボードを接続し、キーボードのUSBポートにマウスを接続していること、(2)マウスとキーボードは同時に固まり、入力を受け付けなくなること、に思い当たる。これはもしや……。

解決

PCの後ろを見てみると、同じ形のUSBポートでも、青い枠で囲まれたものと、そうでないものがある。キーボードは青い枠のほうに接続してある。青い枠のほうは普通のUSBのマークの前に「SS」がついている。「SS-USB」という意味だろうか。とりあえず「SS」にさしてあるキーボードを、普通のUSBのほうに変えてみると……あれだけ頻繁に固まっていたマウスとキーボードが正常になった。しばらく使っても固まらない。解決したらしい。

そういえば数日前にPC掃除して、SSのほうにさしましたよ(後で思い出した)。

SS-USBは正式にはUSB3.0という規格を表すマークで、ポートの形は同じだけれど、青い枠をつけて区別するらしい。パソコン係によれば、互換性がないわけではないが、USB1.0のものを接続したりすると何かと不具合が出るのだろうとのこと。キーボードをそのままにしてマウスだけ別のUSBポートに差し替えたりしても、症状が改善されなかったのはそのせいかもしれません。形が同じならどこにさしても同じだろう程度に考えていたけれど、青かったり、違うマークがついてたりするのには意味があるんですね。勉強になりました。

参考

普及し始めた高速インターフェイスUSB 3.0 - @IT