天然生活のカレンダーが便利

天然生活2012年2月号の付録の「24節気72候の暮らしカレンダー」がおもしろい。

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旧暦の月名や、「夏至」「小暑」「大暑」などの24節気まで書いてあるカレンダーはよくあるけれど、72候まで書いてあるのはそう多くないんじゃないかな。

7月だとこんな感じ。

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ちょっと写真が暗いですが、「文月」の説明、季節のもの(野菜など)、家しごと(虫干し、どくだみ茶づくりなど)、24節気の「小暑」の説明と、72候の「温風至」(あつかぜいたる)、「蓮始開」(はすはじめてひらく)、「鷹乃学習」(たかすなわちがくしゅうす)のそれぞれの説明があります。

時々季節の説明を見ては「なるほどなー」と思ったり。体感は旧暦に近いんですよね。実用的な知識というよりは、説明をみて体感に納得しています。そういう用途のカレンダー。虫干しはともかく、ドクダミ茶なんて作ったことないしね。

7月27日には「土潤溽暑」(つちうるおうてむしあつし)とあります。確かにこのところの天気には、このことばがぴったりです。

来年も同じようなカレンダーを付録にして欲しいな。

楽天の地球丸ショップにはまだ在庫がありました。

刺し子とさらし

『天然生活』と『暮しの手帖』で、刺し子とさらしの記事がシンクロしてたのでメモ。

『天然生活』2月号(2012年2月号|天然生活|地球丸)のほうは、特集「冬ごもりの家しごと」のなかで、東北地方の刺し子(主に庄内刺し)の紹介とコースターの作り方。

ほかに、「さらし」で作れるいろいろなものの紹介、作り方。さらしを漏斗型に縫ってコーヒーフィルターとか。でもこういう洗って使う系のフィルタの「使い捨てない&洗う手間&水使用」と、ペーパーフィルターの「使い捨て&洗う必要なし&紙使用」を全体として比べると、どっちもどっちだなという気がする。味は別として。

『暮しの手帖』56号(暮しの手帖社 | 暮しの手帖 第4世紀56号)では、さらしに赤い糸で刺す「花ふきん」の「花ふきん模様集」。刺し方は載っていない。ほかにおもしろかったのは「収納カタログ」。いろんな人の(片付けではなく)収納の写真。林ことみさんの新連載。

この二つの雑誌では前にも何か記事が重なってたような。編み込み手ぶくろの記事だったかな?それも後でメモしなければ。

この号の『暮しの手帖』は読み応えのある記事が多くておもしろかった。オススメ。