野草図鑑で散歩パワーアップ

Google先生に聞かなくとも花の名前が分かるように、野草図鑑を買ってみました。

「いっしょに探そう野山の花たち」、信濃毎日新聞社刊。

いっしょに探そう野山の花たち

「はじめに」に、

本書は、植物の科や名前がわからないときでも、身近な野山に咲いている花の色から、野草の名前を見分けられるように考えてつくった植物図鑑です。

とあり、身近に見られる草花700種が掲載されています。

道端で見かけた花の色から探せるようになっており、色別に分けた花の写真の目次があります。色は、白、黄色、桃・赤・赤紫、橙色、紫・青・青紫、混色、緑・茶色・他色です。

また、花や葉の各部分の名称、形の呼び名などが掲載されており、例えば前回(参照:Google先生に花の名前をたずねる)迷ったように、花の部分の名称が分からず、何をどういえばいいのか分からないときの助けになりそう。

目次はこんな感じ。黄色の一部分です。

いっしょに探そう野山の花たち

「緑・茶色・他色」の花ってなんだろうと思ったら、ススキやスギナ、エノコログサなどがここに入っています。確かに「花」ですよね。エノコログサが三種以上あることも、ちゃんと分かります(知りませんでした)。これまで、単に「エノコログサ」と思っていたけれど、違ったのかも。種類ごとにそれぞれの特徴が示してあり、写真を比べると確かに違っているのが分かります。

いっしょに探そう野山の花たち

重めなので持って歩くには向きませんが、写真をとってきてウチで見比べるのに便利。ネットで一つ一つ調べるのとは違って一覧性もあるので、細かな違いに気づいて正確な名前を知ることもできます。これから名前が簡単に調べられるようになるかな?

また、本についている応募券を送るとポスターがもらえます。全プレ(全員プレゼント)です。色別の目次と同じ写真が40×60センチにびっしり。愛読者カードに貼り付けて送るといいでしょう。

ポスター(の一部)。白の花と黄色の花のあたり。

いっしょに探そう野山の花たち

同様の図鑑はほかにもありそうですが、とりあえずオススメ。信濃毎日新聞社の出版ですが、長野じゃなくても使える……はず。

【植物】個性的なススキ

ヤハズススキ

矢筈薄(ヤハズススキ)という名前だそうです(ススキ – Wikipedia)。

散歩コースで見かけます。普通に生えているものではないみたい。並べて植えて生け垣のようにしてあるところや、水場の近くにまとまっていたりします。

ヤイトバナ

ブログのデザインを変えてみました。ひさびさ、散歩図鑑。

ヤイトバナ
「つる 雑草 小さいピンクの花 中心が赤 夏」でGoogle先生に尋ねたところ、名前が分かりました。「ヘクソカズラ」だって(ヘクソカズラ – Wikipedia)……。別名をタイトルにしておきます。花がお灸の跡に似ているからとのことですが、お灸したことがないので分かりません。

Blogを書けばいいのにね

散歩図鑑番外。

叔父のはがき
叔父のはがき Photo by xiaolin_n

退職した叔父が、もともとの山好き、健脚を活かして週末(再就職したので)ごとにあちこちへ電車で出かけては歩き、紀行文をはがきで送ってきます。

母いわく、週に一度か二度親戚宛に全部で十五部ほど作成してそれぞれ送っており、届いた分はもう百通以上になるとのこと。たいてい写真が一枚、表と裏でたぶん千四百文字くらいの文章が印刷されています。

こんなにマメで、こんなに文章を書けるなら、今時ならブログにでもすればいいのにな。もっとおおぜいの人に見てもらえるし。

と、そういって、いとこ(叔父の娘)に勧めたら、「わたしがやることになりそうだからイヤ」だって。そりゃそうかな。

ツルウメモドキ

Celastrus orbiculatus Originally uploaded by xiaolin_n

ツルウメモドキ。オレンジが鮮やかです(フェンスもくっきりですが)。よく見る実なのに名前を知りませんでした。たいてい植物の名前は知らないので、Googleさまのご神託に頼ります。今回は「オレンジ 実 冬 殻 はじける」で見つかりました。