読んでみたいな、福永武彦の『夜の三部作』

読んでみたいと思ってメモ。簡単に読めるものではないようだ。

『本の雑誌』2012年7月号、p.120の池上冬樹の記事、「あらゆるジャンルの名作を書いた作家」(結城昌治の10冊)で言及されていた。結城昌治の小説の手法として、「カットバックの駆使」をあげ、

福永武彦の隠れた名作『夜の三部作』(「冥府」「深淵」「夜の時間」)や『死の島』でも顕著な方法だが、結城昌治はよりシンプルに、それでいて優れた構成力で劇的に練り上げ、テーマを強烈に打ち出している。

としている。

「福永武彦」と「時間」というキーワードで、卒論で福永武彦をやると友人が言ってたのを思い出したり(大昔だ……)。

本の雑誌349号
本の雑誌編集部
本の雑誌社 ( 2012-06-12 )
ISBN: 9784860113117

本の雑誌2008年5月号から

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  • わがままなやつら(エイミー・ベンダー、角川書店)
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  • スネークスキン三味線(ナオミ・ヒラハラ、小学館文庫)
  • 雑誌COURRiER Japon
  • 新版行政ってなんだろう(新藤宗幸、岩波ジュニア新書)
  • 鉄塔武蔵野線(銀林みのり、ソフトバンク文庫)
  • エイリアンの地球ライフ(泉流星、新潮社)
  • 地球生まれの異星人(泉流星、花風社)
  • 僕の妻はエイリアン(泉流星、新潮社)
  • ラング世界童話集(東京創元社)