読んでみたいな、福永武彦の『夜の三部作』
2012年7月1日
読んでみたいと思ってメモ。簡単に読めるものではないようだ。
『本の雑誌』2012年7月号、p.120の池上冬樹の記事、「あらゆるジャンルの名作を書いた作家」(結城昌治の10冊)で言及されていた。結城昌治の小説の手法として、「カットバックの駆使」をあげ、
福永武彦の隠れた名作『夜の三部作』(「冥府」「深淵」「夜の時間」)や『死の島』でも顕著な方法だが、結城昌治はよりシンプルに、それでいて優れた構成力で劇的に練り上げ、テーマを強烈に打ち出している。
としている。
「福永武彦」と「時間」というキーワードで、卒論で福永武彦をやると友人が言ってたのを思い出したり(大昔だ……)。