眷村

今日は旧正月の元日ですね。新暦と旧暦と、丁寧に二度、年賀メールをくれる友人がいます。

ところで、台湾のこのニュースを読んで。

中国本土出身者が集まる屏東県の“眷村”では、16~18日の3日間、故郷の味で旧暦の年越しを迎えてもらおうと、各地の郷土料理と年越しの品々をそろえた年越しの市が開催され、多くの買い物客でにぎわった。

四川の食材を販売した馬さんの店では、豆腐香腸(ウインナー)や激辛の麻辣香腸、四川伝統の漬物などを販売。1日で200~300キロを売り上げ、毎日売り切れ状態が続いた。本土出身者ばかりでなく、地元の台湾人も多く訪れた。

香腸など年越しに欠かせない食品は本来、各家庭で作るもので、その家の味があったが、都市化が進むにつれ“眷村”は次々と取り壊されている。中国本土出身者のコミュニティーの消失と若い世代の無関心に“眷村”ならではの中国各地の郷土食も失われつつある。

【中国時報】外省人町で年越しの市 旧正月に故郷の味 – 琉球新報 – 沖縄の新聞、地域のニュース から2012年1月23日に引用

「眷村」(けんそん)って、聞いたことがあったけど、正確な意味は知りませんでした。

眷村(けんそん)は台湾において外省人が居住する地区を示す名称。1949年から1960年代にかけ、国共内戦で大陸を失った国民政府により台湾への移住が行なわれた中華民国国軍とその家族60万名が建設した家屋が密集した地区が誕生し、既存の集落と区別されてこの名称が使用された。

眷村 – Wikipedia から2012年1月23日に引用

中国語のほうが詳しい。

眷村 – 維基百科,自由的百科全書

wikipediaもお正月仕様になってます。